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働きたくてたまらない日本人

ボランティアが被災者の自立を阻害する?!~震災5ヵ月後のボランティアのあり方を問う
http://kasakoblog.exblog.jp/15291070/

仕事がほしい、それだけです。
田畑のゴミ拾いならおばさんや年寄りにもできます。
自給600円でもやるでしょう。その日の食費だけでもいいのです。
自分で稼ぐことは、社会参加と自立への第一歩なんです。


こういう文章を読むたびに、本当にこの日本には働くのが好きで好きでたまらない、働いてないと生きてる実感がわかない人が多いんだなと思わされる
 たしかに人間にとって「何もすることがない」のは苦痛なのは事実。また、誰ともかかわらない・誰にも必要とされないのも苦痛ではあるだろう。だが、自分で稼ぐこと=社会参加の第一歩という結びつけがどうしてもよく分からない。

 社会参加の形ってのは、無償ボランティアだってそのひとつだ。部外者の若者がそれを取っていくのが不満だというなら、自分たちが無償でやればいいんじゃないか? それを有償にせよという場合、どうしたって誰かがお金を出さねばならなくなる。
 誰が出す? これは労働の需要と供給の問題なんだけど、より安い値段で働いてくれる人がいれば、必ず仕事はそちらに流れていく。無料ならそれこそ!!!
 で、おそらく、現地の自治体にはそういうお金を出す余裕はないんだよね。だったら現地の人は「お金」「生きてる実感」どちらをも求めるのではなくて、せめて「生きてる実感」だけでも得るために、自ら率先して無償ボランティアをすればいいんじゃないだろうか?
 お金を得られればそれに越したことはないけど、もし「給与がないのにがれきの片付けなんかしたくない」というなら、それは自分が以前から何度も何度も指摘してるとおり、あなたは第一にお金がほしいのであって、仕事がほしいのではない……ということになると思うんだが、どうだろう?
 もしベーシックインカムが、たとえば被災民限定であっても支給されたらどうなるか? 言っちゃ悪いが相当程度、「時給600円でもいいから働きたい」という声は後退すると思う。自立、社会参加、生きがい……こういう美辞麗句の裏に「金」という本音が隠されていないか? これ言うと怒る人はたくさんいそうだけどね。

 つーか、そこまでしてよく働きたがるよなと、こんな自分は思うのだけど(笑)

 構図としては「無償での奉仕」という超ダンピングをボランティアが行ってるために現地の人が「有償での労働機会」を奪われているという形なんだよね。
 もしかしたらさ、ボランティアに行きたがるような若者は、そのお金を現地の雇用創出のための基金に全額寄付したほうが、よほど現地のためになるんじゃないか? もちろんその結果、彼らはボランティアの機会を奪われることになる。そしてそれは、日々の賃金労働では得られないような、心底、お金を出してでもやりたいという活動への意欲を削ぐことにもなってしまうんだよな。
 人間、本当に生きてるって感じられるのって、こういう瞬間だったりするかもしれないしね。社会参加のためと言いながら実はお金のために仕事がほしいと言うのと、自分がお金を払ってでもやりたいということなら、後者が勝るのは当然だと思う。
 で、当然なんだけど、現地の人に「金を払ってでもがれきを片付させてください!」なんて意欲、あるわけないよね。全て失ってしまって茫然自失、今も将来への不安に苛まれる日々。であれば、ボランティアに甘えることも必要なんじゃないかなぁ。1年や2年働かなくてもいいじゃないか、と、僕のような怠け者は思うんだけど……やっぱそういうわけにもいかないんだろうなぁ。

 やはり彼らにとっては、いままで彼らを支えてきた堅固な価値観「お金をもらう労働を行ってこそ社会参加をできる立派な人間である」という欲求を充足させてあげることが一番なんだろうか? 今回の惨事を、そういう価値観を変える機会にはできないのだろうか?
 こんなこと考えるのがおかしいのと言われるかもしれないけどね。だってそれは、「他人に甘えて生きる自分を受け入れろ」ってことなんだから。
 たしかに自立の問題は残る。残るけどさ、自立ってそんなにえらいか? 立派なことか? あまりにもこの言葉が独り歩きしてしまってて、逆に自立できてない人=ダメ人間ということになってないか? そういう概念が現地の人を苦しめることになっていないか? この自立圧力がなければ、彼らもボランティアや現状を受け入れ易くなるように思うのだけど。

 あちらを立ててればこちらが立たず。難しい問題ではあるけど、ほんと、みんな働くのすきだよなぁ。このブログ記事の被災者の人は

>自宅にこもってネットサーフィンすることしかできない毎日。

 これが本当に嫌だそうだけど、「働いたら負け」というニートや外こもりにとっては、そういう毎日を送れることこそが理想の日々だったりする。

 働きたい人にはなんとか仕事をさせてあげたい。それと等価値のところに、自分らのような働きたくない人間は働かなくても生きていける環境を……と思うのだけど、日本の価値観だと前者は評価されても後者は酷評されるんだよな。皮肉なもんです。

 この問題、実は資本主義社会の矛盾ってものを相当に抱え込んでるのではないか? 無償労働(例:専業主婦)は評価されず、同等の有償労働(例:家政婦)はGNPの基礎になる……というやつ。同じ事やってるだけなのにね。
 このあたりもいづれ(笑)

 人間、やりたいことをやれるのが一番だけど、それが本当にやりたいことなのか? 今まで培ってきた社会通念にそう思い込まされてるだけではないのか? そのあたりをよくよく考え、不安とかそういう理由ではなく、本当にやりたいことを追求できる社会になればいいのになぁと思います。

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コメント

Re: No title

>ブクッチさん
> いや~、相変わらず切れ味鋭いですね。

いやはや、どうでしょう(笑)

> 日本人の場合、休暇を取って外国に行っても必死になって買い物したり、観光名所を回ってますから。
> 自分が思うに休暇の時くらいノンビリしろよと思うんですけど、何故か何かをしてないと不安になる日本人。

自分もこの前まで数年働いてる時は、海外行けても数日だけだったので、こういう観光をするしかなかった。時間がないとそうなるんだなとわかりました。
でも、一週間ぐらいあればのんびりできるんですよね。この前もタイでは、バンガロー(と言っも一泊200バーツ)借りて、ベランダでダラダラしてました。あれこそ至福の瞬間ですね。

> 本当にやりたいことが見つからない社会だから、そうやって何かを必死にやりたがるのかもしれませんね。

本当にやりたいことを突き詰めたらそれが仕事になった、という人は本当に幸せだと思います。好きなことやれる、金ももらえる、社会から批判されない……最高ですね。
でも僕は、本当にやりたいことは働くことじゃない。世間の多数派と違う見解を持ってる以上、衝突は覚悟しないといけないのでしょう。大変ですけど。

Re: No title

>taka77さん

衣食住がちゃんとあれば、あとはおまけなんですよ。(高度医療含む)
今の時代、変な富の偏重さえ解消すれば、全人類漏れ無く衣食住を満たすことができます。
そういう最低限のレベルを超える労働というのは、言っちゃ悪いが余暇おまけ、良く言って人生の充実。
そこに従事できないこと=自立できてない、怠け者だという発想は、いい加減時代遅れなんですよ。

したがって雇用が生まれないのは、当たり前なんです。おまけのレベルなんだから。

No title

いや~、相変わらず切れ味鋭いですね。

日本人は本当に働くのが好きですね。

というか、遊び方を知らないから仕事するって人が結構多いんじゃないでしょうか。

日本人の場合、休暇を取って外国に行っても必死になって買い物したり、観光名所を回ってますから。

自分が思うに休暇の時くらいノンビリしろよと思うんですけど、何故か何かをしてないと不安になる日本人。

リゾート地でボーっと本でも読みながら無為に時間を過ごすって物凄く贅沢な時間の使い方だと思うんですけど、そういうことってあんまりやらないですよね?

何かに追い立てられてる感じがしますね。

本当にやりたいことが見つからない社会だから、そうやって何かを必死にやりたがるのかもしれませんね。

No title

仕事だけの人生なんて、絶対嫌ですね。と言うより日本経済が衰退しているのに、雇用なんて生まれるわけないんですよ。それなのに連中はニートを批判している。なんか意味不明ですね・・・・・・そんなに働きたかったら、時給100円でも働けばいいじゃんって言ってみたいですね。

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Author:hin-bp
アラフォーのバックパッカー。働くのが大嫌いという真性怠け者。嫌々働きながらなんとか1000万円貯めてアーリーリタイアをもくろんだものの、貯まる前に震災&原発が来てぷちっとネジが切れ、勢いで仕事辞める。今後はまったく五里霧中。

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