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人は自然に清貧になれるのか?

 ブログで気になる記事を見かけました。

リタイアしたら、お金を払ってまで欲しいと思わなくなる
http://soutai40.com/archives/blog-entry-6549.html

早期リタイアしたら安定した給与収入がなくなるので、「お金を使うのを我慢しなければならない」と思う人が多いと思う。

確かに、支出は減る。しかし消費を我慢しているのではなく、欲しいものがなくなる(正確には、サラリーマン時代に比べて激減する)のだ。

なぜそうなるのかはわからない。

「本当は○○が欲しいのに、予算不足のために泣く泣く我慢して貧乏生活に耐えている」というネガティブな生活はまったく送っていない。

「○○が欲しい」という欲望が自分の人生の中から消えるのだ。意識して無理やり消しているのではなく、文字通り「消えてなくなる」。

サラリーマン時代なら、「○○が欲しい」と思ったら衝動的に買っていただろう。

そもそも、サラリーマン時代に「○○が欲しい」という感情がなぜ沸き起こったのか。単に広告に乗せられたとしか思えない。要するに洗脳されていたのだ。

 たしかに広告が無駄な欲望をかきたててるのは事実だとは思いますが、かといってリタイア生活になったら欲しいものがなくなるか、使えるお金が制限されることを辛いと思わず、欲望自体が消えて無くなるものなのでしょうか?

 そうとは一概にいえないように思います。

・ある程度欲望を充足させた上でリタイア
・必要に駆られリタイア

 この2つは実は違う。先日、2ちゃんねるの「長期旅行者・リタイア組の末路」に、こんな書き込みをしました。

807 :貧BP ◆yzI94iI1K2 :sage :2013/12/11(水) 17:13:21.00 ID:8nUYGdoY

もし俺自身が今も、どんな労働でもこなしてでも旅に出たい、見たことのない土地を旅したいと思うなら、四の五の言わず働いてるはず。
だけどそれができなくなってきてるのは、旅そのものへの興味、好奇心が明らかに摩耗してきてるんだと思う。
新たな場所に行っても感じることの予想がつくようになってきてるんだよね。「以前見たあれに似てる」「以前感じたあれと同じだ」とかが、旅や経験を重ねるとドンドンと増えていく。

そういう新たな刺激より、慣れ親しんだ場所での癒やしというか、リラックスを求めるようになってきてる。
だから同じ場所ばかり行くようになってくる。

よく歳を取ると保守的になると言われてるが、俺自身が歳を取ることで、その意味を強烈に実感するようになってきてるよ。

変化すること、新たな刺激に興奮ではなく、疲れを感じるようになってくる。慣れたものや惰性に、退屈ではなく癒やしを感じるようになってくる。これが歳を取るということの一側面なんだろうね。

好奇心を持ち続けるのって、なかなか大変なんだな。

 ポイントは、こうした倦怠感や飽きを本当に感じてるのか、それとも感じてると自らを言い聞かせなければいけないのか、それをちゃんと見極めることがとてもむずかしいことにあると思います。

 リタイア生活をすることで広告を見なくなり、TVを見なくなり、自然の中で暮らすようになる、結果欲望を感じなくなるのだとしたら、それは広告という刺激をあえて避ける、見ないようにすることで、自らの中に潜む欲望が呼び起こされることを避けてるだけとも言えます。
 もしそれらを見ることで欲しくなってしまうなら、それは決して、心の底から欲望が消えたとはいえないのではないでしょうか?

 たとえば海外長期バックパッカーをすると、カバンひとつの荷物で十分に生活できるようになる。それ自体は確かにその通りで、そこから「生きるのに必要な物なんか限られてるんだ」という知見を得ることができます。
 同時に「だけど、やっぱりあれもこれもあったほうが便利だ」ということもわかったりします。無くても生きてはいけるけど、あったほうが便利だ。便利だが、旅であれもこれも持ち歩く事はできないので、選別するしか無い。
 これと似た話だと思います。無くても生きていけるという事実を知る、あったほうがやっぱり便利な物を知る、だけど条件から選ぶしか無いという状況にあること、これらは複雑に絡み合い、単純に割り切れる話で話ではないのです。
「必要な物は限られてる、無いと不便だけどいらない」と完全に割り切れる人は、強い人だと思います。

 自分自身2ちゃんねるにこういう書き込みをし、実際にそういう気持ちでもあるけど、はたして大金を得たらどうするだろうかと考えます。世界中まだ行ったことがないところはいくらでもあり、見たいという気持ちも確かにあります。
 同時に、もう十分かな、想像もつくな、長距離長時間の移動より、一箇所長期滞在でのんびりしたいな、そういう気持ちもあります。

 矛盾のようだけど、そういうものを同時に抱え込むのが、人間というものなのでしょう。

 リタイアした、外こもりをした、その結果欲望がまったく沸き起こらなくなった、それが本当に本心からの思いなのかは、本人であってもわからないというのが本当のところだと思うのです。
 大金があるのに物を買わなくなった場合も、お金があるという安心感によって逆に欲望が制御されるという可能性もあるしね。

 以下に紹介した本はこの手の話を取り扱った本だけど、どれを読んでも、その境地が本心からのものなのか、環境に強いられたものなのかをちゃんと見分けるのは、とてもむずかしいというのが事実なのだろうと思うのです。評論家や作家は(もちろん自分も)今の社会とはこうだという言い切りとか分析とかをついついしがちだけど、それは言葉で何かを表現するうえで、避けられないことなのでしょう。
 結局のところ、自分が現状に満足してると言えれば他人がどうこういう筋合いではなく、かといってその満足が本当のものなのかを自分で判断することも難しいという、堂々巡りの話でした(^^;;;


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コメント

Re: タイトルなし

> 通りすがりです
> 僕は20歳で受験失敗で人生終わったフリーターのものですが
> はっきり今の若者は親が貧乏なら買えるものもないですよ
> いくら働いても安い給料と支出で椅子取りゲームの椅子がなくなってるから必然的にマックジョブになるしかないんですよね

そういうことなんですよね。2ちゃんねるでも「結局は親の力が全て」みたいな意見があり、それもそうだなと思いました。

Re: No title

> が、おっしゃるとおり、40を過ぎると一年ごとに、なんでもどうでもよくなってきました(泣)やっと人並み以上に稼げるようになったのに、「孝行したいときには親はなし」じゃないですが、金を遣えるようになった時には欲しいものなしという状態です。(これがまた大きな余裕なら違うのでしょうが、あくまでプチなので・・・)

そういう意味では、私の場合、やっぱり若い頃にやりたいことをやっておいてよかったとも思うんですよね。
一般的には早過ぎるのかもしれませんが、今後はいかに老いていくか、死を迎えるかを考えるべき時が来てるようにも思います。

> 40前後で大きなアクションを起こす人は、本当にその決断が維持できるかを、よく考えた方がよろしいかと思います。私の場合は夢に終わりそうで、今更ですが結婚でもする方向に流れています。

結婚も、とてつもなく重大な決定ですよね。結婚しようと思える、そういう相手がいる、それはそれで、エネルギッシュなことだと思います。
良い人生をお送りください。

Re: No title

> もう完全リタイアできるだけの大金あるのに50、60過ぎても政治家に立候補したり、いろんなことにチャンレンジしたり、いろんなとこへ若い人顔負けの旅行してる人もいますがほんと感心してしまいます。自分は仮にお金がたんまりあってもできないです。こういうのはお金がたくさんあればという問題では少なくとも自分の場
合はないです。

お金があることによってそれがブースターとなりヤル気や好奇心を生み出すこともあるとは思いますが、何にせよヤル気が生まれないことにはどうしようもないですから。

通りすがりです
僕は20歳で受験失敗で人生終わったフリーターのものですが
はっきり今の若者は親が貧乏なら買えるものもないですよ
いくら働いても安い給料と支出で椅子取りゲームの椅子がなくなってるから必然的にマックジョブになるしかないんですよね

No title

40過ぎで、小さな会社を経営しています。ここ2-3年くらいで、ささやかながら経営も収入も安定してきたので、独身で身軽、一歳でも若いウチに、外こもりや沖縄移住を実行、繁忙期だけ働くという理想の人生を実現すべく、こうして関連情報を集めています。

が、おっしゃるとおり、40を過ぎると一年ごとに、なんでもどうでもよくなってきました(泣)やっと人並み以上に稼げるようになったのに、「孝行したいときには親はなし」じゃないですが、金を遣えるようになった時には欲しいものなしという状態です。(これがまた大きな余裕なら違うのでしょうが、あくまでプチなので・・・)

勤め人で家庭持ちの同級生が、30半ばも過ぎるとフットワークが悪いのを、密かに見下していましたが、彼らは責任を果たしてきて疲れた分、早く「それ」が来たに過ぎなかったのですね。

40前後で大きなアクションを起こす人は、本当にその決断が維持できるかを、よく考えた方がよろしいかと思います。私の場合は夢に終わりそうで、今更ですが結婚でもする方向に流れています。

No title

わかります。自分も年齢は40超えてるですが、明らかに30代までのころと違って好奇心、体力がガクッと落ちています。とにかくあらゆることが40すぎてからめんどくさくて仕方ないです。40過ぎるとここまで違うものかと実感するとともに自分も確実に老いてるんだなと。。モチベーションが著しく減退したというべきでしょうか。若い時のやる気みたいなのが起きません。それもありますが旅に関してもいろんな土地への好奇心、行って見たいという気持ちが激減してしまい、今では旅にでるとしてものんびり癒しを得られるような1都市長期滞在型で満足しちゃうようになりました。ていうかそれしかできないしやるきがおきない。

もう完全リタイアできるだけの大金あるのに50、60過ぎても政治家に立候補したり、いろんなことにチャンレンジしたり、いろんなとこへ若い人顔負けの旅行してる人もいますがほんと感心してしまいます。自分は仮にお金がたんまりあってもできないです。こういうのはお金がたくさんあればという問題では少なくとも自分の場合はないです。

No title

ところで今はバイトとかしてますか?

No title

ストレス買いってのもあるとおもいますよ。

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Author:hin-bp
アラフォーのバックパッカー。働くのが大嫌いという真性怠け者。嫌々働きながらなんとか1000万円貯めてアーリーリタイアをもくろんだものの、貯まる前に震災&原発が来てぷちっとネジが切れ、勢いで仕事辞める。今後はまったく五里霧中。

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