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ホリエモンにとっての「ベーシックインカム」

 前回の記事でホリエモンこと堀江貴文氏がベーシックインカム賛成派であることを書いたけど、今回はもう少し、そのことを掘り下げてみたい。
 まず、彼のブログから。
働かなくてもいいんじゃないか?
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10308808731.html

イギリスで産業革命が起こった。それにより人々は生存するための最低限の仕事をほとんどしなくて良くなった。だから、余暇が生まれた。スポーツやギャンブルその他近代文化は、その多くがイギリス発である。余暇が生まれたせいで発達したのだ。それまでは人々は生きることに精一杯だったわけである。

そう考えれば、じつは多くの産業が生きることとは本質的に無関係な余暇のために行われていると考えられる。そういう意味では、製造業だろうが、金融業だろうが大して変わらない。たとえば、自動車製造業だって、既にこれ以上車を作る意味は本質的にはないだろう。今の日本車は50万キロ走っても壊れない。無理をして派遣工を雇ってまで自動車産業が発展する必要は、人間の生存を考えれば必要ないことである。

だから、働きたくなければ無理して働くことはない。そういう人たちにはベーシックインカムで生きていけるようにすれば良い。金のかかる、文化的な楽しい暮らしがしたければ、馬車馬のように働くか、頭を使って賢く稼げばよい。あるいは、金のかからないスローライフを送るのもよい。別にどちらかを強制する必要はない。しかし、金のかかる、文化的な楽しい暮らしのためのハードルは高くすべきだ。

 ホリエモンがこのブログを書いたのは2009/07/28のこと。もちろん自分の考えは、基本的にこのホリエモンの意見と同じ。刑務所に入り、懲役を果たし、自分がゼロになったという彼は今はどう考えているのか、それとも変わっていないのか。
 でもおそらく、変わってはいないのだろうと思う。彼にとって働くというのは、生存の手段ではないから。大金があれば働かなくても生きていけるので働かないという意見を、彼は『ゼロ』で批判している。働くというのはそういうことじゃないんだと。そのあたり詳しくは本を読んでもらうといいと思うが、であれば、やはり働くというのは自由意志に任せるというか選択できるようにすべきで、そういう意味でもやっぱりベーシックインカムという話になるんだよな。
 もちろんコメントで指摘されたように、彼にとっての「働く」と、庶民の「働く」が違うというのはあるかもしれない。ベーシックインカムという制度について求めることも、違うかもしれない。だが、元は違っていても同じ結論に達するなら、それはそれで構わないとは思う。
 この続き「続・働かなくてもいいんじゃないか。」もセットでおすすめ。

 だがここで、一つのインタビューを見つけた。

堀江貴文「ベーシックインカム(最低限所得保障)制度」
http://msg-macintosh-support.com/memo/archives/10.html

――堀江さんが社会保障的なことを言うのは、ちょっと意外な感じもしますが?
堀江 本当は、保護しなくてもいいと思うんですけど、「保護しなければいけない」という意見の人もたくさんいるわけです。じゃあ、最低限の生活保障を一番コストをかけずにやる方法は何かと考えたときに、ベーシックインカムじゃないかと思ったわけですよ。手間がかからないというほかにも、ベーシックインカムにはいいところがある。

 本当は保護しなくてもいいと思ってしまうホリエモン。やはり、自分で自分のことを何とか出来てしまう人、他人を使用することで利益を上げられるシステムを利用できる人が語る社会福祉というのは、この辺りが限界なのかもしれない。
 コメント欄で頂いた疑問に「働きもせず、どうやって金持ちにお金を出させるのか? ピラミッドでも建てさせられるのでは?」というようなものがあった。社会福祉なんか本来はどうでもいい、保護する必要もない。だけど保護しろという口うるさい奴らがたくさんいる。だったら面倒だから、必要な生産は全部俺達でやるから、おまえらはまったく無意味な労働をしておけ。社会の存続にも、再生産にも無関係で、いきなり全員死んでも社会の存続に何ら困らないような、そんな労働を……例えばピラミッド。こういう流れになることは、たしかに考えられるのかもしれない。

 金を握っている側が「働きたくなければ無理して働くことはない。ベーシックインカムで食ってれば?」と考えてくれれば、金が配られる。そうではなく、どうしても働かない奴には金を渡したくないという考えを捨てられなければ、ピラミッド建造やまだまだ使える道路を掘り返して舗装するというような、無駄な雇用が創出され、そこで働くことを余儀なくされる。
 このままでは彼らの気分次第で生存を左右されかねないわけで、それは僕らとしては、困る。困る困る言っててもはじまらないので、だからこそ、彼らに金を出してもらう方便づくりに奔走しなければいけなくなるとも言える。
 その一つが人権思想だったり、格差が開きすぎてる状況ではイノベーションが生まれないので需要と消費を生み出すためにばら撒いたほうがあなた方のためにもなるというような経済理論だったりするわけだ。

 いろいろと小難しいことを書いてきたわけだけど、結局自分は、働かずに最低限のまともな生活で暮らしていければ、それでいい。ホリエモンがいくら「さぁ働こう」とか言ってきても、もうそんな気にはなれないので、早いところベーシックインカムを実現してくれと思うだけである。

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コメント

Re: No title

TS さん

> 貧乏BPさんの考える、「最低限のまともな生活」ってどんなイメージですか。
> 「月○万円」とか、そういうことじゃなくて、「月に一度は~が出来る」「年に一度は~が出来る」みたいな感じ。

一般論として生活保護で保証される最低限度の生活水準がどれくらいと考えているか、ということでしょうか?
そうですね……

月に一度ぐらいはファミレスでご飯が食べられる。
数ヶ月に一度ぐらいは映画館に観に行ける。
数ヶ月に一度ぐらいは飲み会に参加できる。
年に一度くらいは観劇できる。
年に一度くらいは国内旅行が出来る。
数年に一度くらいは、パソコンを買い換えられる。

毎月数千円程度は好きに使え、万単位の支出は年一ぐらい、数万円単位は数年に一度。

こんなもんでしょうか。あくまでもイメージですけど。

Re: No title

名無し さん

> 2chのスレの方で見たんですが、ブログ主さんのお母様はもう70歳にもなられるんですか・・・。ブログ主さん自身は40を越えていると。それでご自身は全く働かず、お母様の労働に全面的に依存して暮らしているんですね。そりゃコメ欄で叩かれるのも無理はないなあと思ってしまいます。

無理は無いでしょうね。それは仕方ないとは思ってます。
外こもりといえど、実際に外にいる間は自分の貯金で自活しているとも言えます。それならまだ、叩かれづらいかもしれませんね。(中にはそのお金すら仕送りをしてもらってる人もいるでしょうけど……)

> 今のブログ主さんにとって一番望ましく、かつ心待ちにしていることって、ズバリ「母親に勤務中に死んでもらうこと」ですよね? そうすれば遺産が介護や年金の埋め合わせですり減らされることなく一人息子の貴方にそのまま転がり込んでくるし、死亡保険金もゲットできるし、労災として会社を訴えれば和解金で更に数百万上乗せされる可能性もある。全額コミで一千万程度は軽く越えるはずです。その金ですぐに海外へ飛び、年金受給開始年齢までまったり暮らすことのできる可能性が、貴方には残されている。母方の祖母にもついでに死んでもらえれば言うこと無し。その計画を実現するために、老体の母親に無理やり働かせて体力を消耗させ、自分は決して働こうとしないことで母親にストレスを与え続けているんだろうなあ・・・と思ってしまいました。

遺産なんかないですよ。持ってても二、三百万円しかないはずです。本人はそう言ってます。隠し貯金でもあれば別ですけど。

> まあ、なんというか、業の深い生き方だなあ、と。とはいえ、親の遺産で毎日遊んで暮らしている人間も、世の中には掃いて捨てるほどいるわけですから・・・

業は深いとは思います…

Re: No title

通りすがり さん

> 他国に物理侵略されない仕組みを維持しつつ、社会保障をベーシックインカムのような手厚い社会保障水準まで持っていけるか、どうか
> アメリカもそれを望んでいるか、望まなければ妨害をしてくるでしょう。自分たちの利益のために。

ご指摘の通りいろいろ問題があるのは事実ですが、記事で書いたように、そもそもグローバル化していく社会と、主権国家というシステムが齟齬を起こしてきてるのは間違いないんですよ。
したがって、従来の枠組みに固執すると、ラッダイト運動よろしくブロック経済になるしか無い。テクノロジーの発展をそのまま享受しようとすれば、いつか必ず、主権国家という枠組み自体に変更を迫られるのは間違いないと思ってます。
そうしたら侵略も何もなくなりますね。
ユートピア思想と言われてしまうかもしれないけど、テクノロジーの先に豊かな社会があるという発想自体が、ユートピア思想ですから。
逆に世界は悲惨になるというディストピア思想も、当然あると思います。楡周平はその立場ですよね。

> 取り留めない文章になってしまいました。ま、お許しくだされ。

いえいえ、どんどん書き込んでください。

No title

もし既に書かれてたらすいません。

貧乏BPさんの考える、「最低限のまともな生活」ってどんなイメージですか。
「月○万円」とか、そういうことじゃなくて、「月に一度は~が出来る」「年に一度は~が出来る」みたいな感じ。

No title

2chのスレの方で見たんですが、ブログ主さんのお母様はもう70歳にもなられるんですか・・・。ブログ主さん自身は40を越えていると。それでご自身は全く働かず、お母様の労働に全面的に依存して暮らしているんですね。そりゃコメ欄で叩かれるのも無理はないなあと思ってしまいます。

今のブログ主さんにとって一番望ましく、かつ心待ちにしていることって、ズバリ「母親に勤務中に死んでもらうこと」ですよね? そうすれば遺産が介護や年金の埋め合わせですり減らされることなく一人息子の貴方にそのまま転がり込んでくるし、死亡保険金もゲットできるし、労災として会社を訴えれば和解金で更に数百万上乗せされる可能性もある。全額コミで一千万程度は軽く越えるはずです。その金ですぐに海外へ飛び、年金受給開始年齢までまったり暮らすことのできる可能性が、貴方には残されている。母方の祖母にもついでに死んでもらえれば言うこと無し。その計画を実現するために、老体の母親に無理やり働かせて体力を消耗させ、自分は決して働こうとしないことで母親にストレスを与え続けているんだろうなあ・・・と思ってしまいました。
まあ、なんというか、業の深い生き方だなあ、と。とはいえ、親の遺産で毎日遊んで暮らしている人間も、世の中には掃いて捨てるほどいるわけですから・・・

No title

だからベーシックインカムは日本では実現しないんだって!
政治家と官僚が認めるわけが無い。
彼らは口利きと天下りのポストを増やすことに熱心ですから!
庶民のための政策を本気でやろうとはしないですよ!
共産党が政権取ったらありえるかなって感じです(笑)

No title

ベーシックインカムに至る道への障害には、持つ者の再分配ピラミッド倫理論ともうひとつ、理想郷の住人は北の夷荻蛮族に襲われ奴隷にされる、というのがあると思います。ほりえもんの理論にはここがごっそり抜けてる。世界は日本一国だけだなく、日本は閉じた鎖国ではない。

世界の国が同時にベーシックインカムとなればいいですがそうはいかないでしょう、現に日本国籍でなく韓国朝鮮籍、中国籍やフィリピン、ブラジル国籍など他国籍で日本の生活保護を受給してる人も一定数いるようです。韓国や中国には公的な弱者扶養の仕組みがちょびっとはあるようですが、北朝鮮やフィリピンには公的にはまったくないでしょう。

現在日本が中国やロシア、韓国に侵略されていないのは物理的な軍事力の裏づけがあるからこそで、全国民を労働に駆り立て、経済力を維持(もしくは成長)し物理的軍事力を持続させなければ今自分の手の中にあるこの国の主権を他国に奪われてしまうという恐怖が為政者には常に付きまとうのでは。
そのために労働しないもの(障害者、老人なども含む)への賎視政策は続けさせる、、、

現に日本はアメリカの植民地じゃないかとか、ゴールドマンサックスがそんなことさせないとか言う異論はまあ、あるでしょう。

他国に物理侵略されない仕組みを維持しつつ、社会保障をベーシックインカムのような手厚い社会保障水準まで持っていけるか、どうか
アメリカもそれを望んでいるか、望まなければ妨害をしてくるでしょう。自分たちの利益のために。


ワタミの会長なんかも奴隷なみの低賃金労働者を欲しているでしょうし、なお悪いことに最低賃金で文句ひとつ言わない労働者を欲しているでしょう。ワタミの会長が為政者となったときこの先をどうしようと考えるか。
笑えないことに彼は今政治家です。共産党とか社民党もいますけど、、、


取り留めない文章になってしまいました。ま、お許しくだされ。


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アラフォーのバックパッカー。働くのが大嫌いという真性怠け者。嫌々働きながらなんとか1000万円貯めてアーリーリタイアをもくろんだものの、貯まる前に震災&原発が来てぷちっとネジが切れ、勢いで仕事辞める。今後はまったく五里霧中。

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