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イケダハヤト氏に文句を言わずに消えていく人々

 昨日のカプセルホテルの記事でイケダハヤト氏のブログを題材にしたついでにいくつか記事を見てみましたが、気になる記事が。
「読者の知性を信頼していないブロガー」の文章はつまらない
http://www.ikedahayato.com/20140506/5760083.html

文章を書いているとですね、「こんなこと書いて、誰かの人生に悪影響を与えてしまったらどうしよう」という「迷い」が生じたりします。

たとえばぼくの場合は、再三「ぼくは会社を辞めてハッピーになりました。プロブロガーは大変ですが、本気でやりたい人はやってみるといいですよ」と書いています。

で、こういうことを書くと、「バカな若者がイケダハヤトに煽られて会社辞めて人生をダメにしたらどうするんだ!」というフォーマットの批判が来ます。もはや伝統芸能レベルですね。

が!ぼくはそんな「バカな若者」は読者にいないと考えていますし、実際に、「イケダさんのブログに影響を受けて人生に失敗した!責任とってください!」という人がぼくの元に訪れたこともありません。

 イケダさんのブログはまだ数年程度でしょうからそういう人は少ないと思いますけど、10年20年続いたらどうなるかな……と考えてしまうのです。

 バックパッカーという生き方に当てはめると、わかりやすいです。『深夜特急』『ゴーゴーインド』『アジアン・ジャパニーズ』他、いろんな旅行記があります。これらに影響されて仕事を辞め、日本のレールから降り、長期旅行に出ていった若者は多数います。
 その多くはなんだかんだ折り合いをつけて社会復帰したり、結婚したりするわけですが、ごく少数、にっちもさっちも行かなくなる人というのは、実際にいます。旅先で自殺しちゃう人は何人も居ますし、行方不明になる人、病気で死んじゃう人もいます。
 そういう人は確かに文句は言いません。メディアに影響されてそういう生き方を選んだのは自分自身だということは、なによりも自分自身がよくわかってますから。本人は文句を言わないけれど、他人からは「煽られて会社辞めて人生ダメにした」実例だと言われてしまうだろうとは思います。
 他人からどう言われようが本人が納得していて、文句を言わないならいいんだということかもしれません。だけど、よく考えてみましょう。文句を言う場合、乗り越えないといけない「精神的葛藤」があります。

1.過去の自分を「他人の煽りに乗っかってしまった奴」と認める。
2.今の自分を「それに対処し克服できなかった奴」と認める。
3.その責任を他人に押し付ける覚悟を持つ。


 これってなかなか恥ずかしいですよ(笑)。そうそう出来ることではありません。とくに1が難しい。自分が間違っていることを認めるというのは極めて難しいことです。

 なにかしらのメディアに影響され、人生が変わる人はそれなりにいるし、良く変わる人もいれば悪く変わる人もいます。主観と客観でも良し悪しが変わる人も多いでしょう。ですが、その結果を冷静に分析し、自分が間違っていたと過ちを認めて、そのうえでその過ちの原因を外に見出しその責任を追求するってのは簡単に出来る話じゃないです。イケダさんの言うように「読者の知性を信用する」とかの話ではなくて、ただ単に文句を言うのが難しいから何も言わずに消えていくだけなんじゃないかと思うのです。

 似たような話で「文句を言う人がそれなりにいる」のは、投資話でしょうか。証券会社のセールスマンや書籍などで「この株が儲かる!」と言われ、買ったら大損した。責任をとれ! ってやつ。だけどこれも「株を買うのは最終的には自己責任なんですよ。騙されたとか言うけど、騙されたあなたが悪い。騒げば騒ぐほど恥を晒しますよ?」と言われることで、黙りこんでしまう。

 結局この手の話で文句が出てこないのは、恥ずかしいからです。知性があるからとか、そういう話じゃないんだろうなと思います。「結果がこうなったのは私が悪いのです、他人のせいにはしません」と自己責任を認めるのが知性ということなんですかね? 文句を言う人が出てこないのは、恥を恥と思う知性があるから? うーん、よくわかりません。
 そうなったら文句を言うのは極めて難しいという話を理解しておけば、本人が文句を言ってこないのに赤の他人が「バカな若者がイケダハヤトに煽られて会社辞めて人生をダメにしたらどうするんだ!」という文句を言ってくること自体は、それほどおかしなことではないのかもしれません。その人はもしかしたら、他の人によって人生を左右されたのかもしれない。だけどそれを自分が認めるのは恥ずかしい。だから自分と関係ない赤の他人をだしにすることで、その鬱憤を遠回しに晴らそうとしてる、とか。

 私の場合はバックパッカーや外こもりをしてなければ早々に自殺してたと思うので、今この年齢まで生きてこられた事自体が御の字だ、間違ってなかったと思ってますから、影響を与えた旅行記の著者たちに文句を言うつもりはありません。でもこれって、もしかしたら「なぜ煽ったんだ! 責任取れ!」と文句を言うべきなんでしょうかね?(笑)

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コメント

No title

この文章に対するコメントではないのですが、
私は45歳で独身、会社員、4000万の貯金があります
出世の望みも絶たれ、貧BPさん同様もう会社人生に疲れ切っています。

数年ならばよいですが、永久には海外では生活したくはないのです。

私はどうしたらよいでしょうか?
どう生活設計を立てていけばよいでしょうか?

いずれにせよ

社畜になって成功するひともいれば失敗するひともいるので
いずれにせよ、何かに対して責任を追求するのは無理

もちろんいわゆる詐欺であれば
責任を追求されますが

Re: 社畜教育に

かげ さん

> 洗脳されて、「道を外して」しまった人はどうなるんでしょう。
> もしかして責任追求しているのかもしれないけど、責任なんか取らない。

よくある話では「この仕事にはお前自身が申し込んできたんだろう、自己責任だ」ってのがあります。
だけど「働かないと生きていけない」社会だったら、働きたくなくても働くしか無いですよね?
この手の批判にはこの視点がすっぽり抜けてるんですよ。
仕方なく働いたのにそれで道を外したら自己責任とか、やってらんねーって感じがしますけどね。

Re: No title

しん@アジア浮浪人?不労人? さん

> ただ、その元となってるデータ、それがあまりにも間違っているがために、
> その決断をしたとなると、文句言いたくなりますけどね!
> しかもそれが、有名で影響力の大きい方ならなおさら。

最近話題の 「世帯年収355万円 私たちマンション買っちゃいました!」みたいな話ですね(笑)
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1796270.html

どういう選択をしてもどういう結果になるかはわからないので、うまく行かなくなった時にうまく行ってる人が支える仕組みが大事なんですが……。

Re: No title

cosi さん

> 煽られて一歩踏み出せる人は勇気がある人だと思います。
> 会社を辞めても辞めなくても人生がダメになるかは最後の最期になってみないと分からないですから。
> 数ヶ月ぶりに一週間の外こもり気分を味わっていますが、帰国が近づくにつれ、自分の勇気のなさが悔やまれます。

私の「今」は勇気の結果なんでしょうかね?
日本の場合結局「結果が全て」みたいなところがあるので。

> 早くベーシックインカムが導入されて、何の心配もなく外こもり生活を送れる日が来てほしいものてす。

そう思います。

Re: No title

ニート隼人 さん

> そのブログの方は、自分の読者に馬鹿はいないと持ち上げて自分に攻撃されないように予防してるだけで、本気でそう思ってるわけではないと思いますよ。
>
> 貧さんは素直な方だと思いました。

実際のところはどうなんでしょうね……うーん。

Re: No title

銀翼 さん

> 貧BPさんは常々「働くのが嫌い」と仰っていますが、
> この「働く」の定義って何なんでしょうかね。

いろいろと定義はあるのだと思いますけど、個人的には責任が生じるかどうか、その重さがどうかってのも関わってくる気がします。
バイトは責任なんかろくに無い、辞めたければいつでも辞められるというけど、継続したければちゃんと出勤しないといけない。遅刻の常習犯ではクビでしょう。
ブログやアフィリエイトで本当に生計を立てようとすれば、定期的な更新は「必須」です。今の私のように気ままに書きたいときに書くなんて出来ない。ブログの更新を楽しみにしている読者の期待にこたえるという責任を果たし続けないと見捨てられ、食っていけなくなる。
趣味と仕事の境目はその辺りにあると思います。

> 貧BPさんの「働きたくない」が、家事もしたくないレベルだと
> ちょっと救いようが無いかなと思いますが、
> 身の回りの肉体労働に労を惜しまないのであれば、
> 生活を少しづつ「自給自足」に近づける事で活路はあるのでは?

あー……家事も嫌いなんですよ……。
東南アジアが気楽なのは、屋台が原則だから。
中東やヨーロッパ、オーストラリアになると、自炊が基本になります。外食しようにも単調で飽きやすい。値段も高めです。
自炊となると泊まってる皆で役割分担をしますよね。私は自炊が壊滅的に出来ないので、いつも皿洗いをしか出来ません。そうするとどうしても、負い目を感じてしまいますよね。
ところが東南アジアやインドの安宿は基本的に自炊施設がない。やろうとすれば宿のオーナーや宿のレストランのキッチンを借りなければいけなくなり、それは嫌な顔をされることすらあります。
「自炊好きバックパッカー」はそれを不満に思うのでそういう感想を聞くことも多々あるのですが、自炊すら面倒くさい私にとっては、むしろ助かると思うぐらいです。自炊能力無しということがバレないので気楽です。

社畜教育に

洗脳されて、「道を外して」しまった人はどうなるんでしょう。
もしかして責任追求しているのかもしれないけど、責任なんか取らない。
てことで、批判するならもっと大きいとこを批判すべき。
でも目に付いたとこから批判するんでしょう。
それに反応がありそうだし。

No title

煽られて一歩踏み出したとしても、それは自分の意志ですからね。

たとえ失敗して、あいつがあんなこと言わなければとは思っても、
実際にそれを声に出すことはまずしないでしょうね。


ただ、その元となってるデータ、それがあまりにも間違っているがために、
その決断をしたとなると、文句言いたくなりますけどね!
しかもそれが、有名で影響力の大きい方ならなおさら。

No title

煽られて一歩踏み出せる人は勇気がある人だと思います。
会社を辞めても辞めなくても人生がダメになるかは最後の最期になってみないと分からないですから。
数ヶ月ぶりに一週間の外こもり気分を味わっていますが、帰国が近づくにつれ、自分の勇気のなさが悔やまれます。
早くベーシックインカムが導入されて、何の心配もなく外こもり生活を送れる日が来てほしいものてす。

No title

そのブログの方は、自分の読者に馬鹿はいないと持ち上げて自分に攻撃されないように予防してるだけで、本気でそう思ってるわけではないと思いますよ。

貧さんは素直な方だと思いました。

No title

この記事とは直接関係ないかもしれませんが、
「プロブロガー」という言葉を見て、ちょっと思った事があります。

貧BPさんは常々「働くのが嫌い」と仰っていますが、
この「働く」の定義って何なんでしょうかね。

私の中のイメージを改めて考えてみると、多くの場合で
「誰かに雇われて会社などの組織で働く」というごく狭義での
「働く」を使っていたように思います。

面白いブログを書いて、アフェリエイトや投げ銭で稼ぐのも、
広い意味では「働いてる」と言えますよね。
(趣味でやっていて偶発的にお金が入ることを
「働く」とは言わないという意見もあるでしょうけど…)

家でご飯を作るのも、食べ終わった後で食器を片付けるのも
広義では「働いてる」と言えるのではないでしょうか。
掃除しかり、洗濯しかり。
これを突き詰めていくと、いわゆる「自給自足の生活」ですかね。

現代人に完全な自給自足の生活は無理としても、
自分の身の回りの事をなるべく自分でやり、
自分の好きな事(ブログとか)で幾ばくかのお金を貰う、
こういう方向性で生活できる時代は、
案外早く訪れるかもしれないですね。

もちろんガッツリ稼ぎたい人は会社に入って稼ぎ、
食事は外食、洗濯はクリーニングを利用する生活もできます。
割高でも便利で都会的な生活をするか、
最小限の収入と、自身のための肉体労働で生活するか、
選べるようになると良いんですけどね。

貧BPさんの「働きたくない」が、家事もしたくないレベルだと
ちょっと救いようが無いかなと思いますが、
身の回りの肉体労働に労を惜しまないのであれば、
生活を少しづつ「自給自足」に近づける事で活路はあるのでは?

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アラフォーのバックパッカー。働くのが大嫌いという真性怠け者。嫌々働きながらなんとか1000万円貯めてアーリーリタイアをもくろんだものの、貯まる前に震災&原発が来てぷちっとネジが切れ、勢いで仕事辞める。今後はまったく五里霧中。

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