HOME > スポンサー広告 > 東ロボくんが仕事を奪う?HOME > 社会評論 > 東ロボくんが仕事を奪う?

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
   このエントリーをはてなブックマークに追加

東ロボくんが仕事を奪う?

 国立情報学研究所教授・新井紀子さんと、NPOもやい創設者にして現法政大学教授・湯浅誠さんの対談です。タイトルの「東ロボくんってなんやねん?」というのは、この動画を見ていただければと思います。ググってもいいですけど(笑)



 新井さんは専門家として、AIやロボットの発達による技術的失業の可能性を深刻に考えています。だけど湯浅さんはそもそもこの概念自体にまだ疎いというか、新井さんに話を持ちかけられて驚いた、みたいな感じですね。
 これは湯浅さんに限らず、ほぼ全ての(いわゆる左寄りの)社会活動家、運動家に共通だと思います。雇用というのはそれこそ資本家に働きかければいくらでも作れるし、雇用を通じて資産を再分配すべきだと「昔ながらに」考えてるというのが現状だと思います。
 このラジオを聞いても、未だに湯浅さんは新たな雇用が生まれることに期待してる。そして(個人的には残念ながら)新井さんもそうだと思うニュアンスが伝わってきます。というか、そう思いたいというべきでしょうか。
 優秀なAIの開発を新井さんだけがしてるなら止めればいいが、実際は世界中で開発が進んでるから意味が無いという話が出てきます。これなんか「雇用を奪う機械などない方がいい」的な、ネガティブな発想ですしね。
 こうした労働にしがみつく発想だと、「昔ながらに」仕事に就ければ人間は幸せになれるし、就けなければ幸せでない、皆が働くべきだという考えからいつまでたっても抜けられません。
 社会から、活動家から、どうしても抜けない。
 このラジオの結論を簡単に書くと、「人間だけが出来る仕事を見出すこと」を「若い世代」に期待するというありきたりな結論で終わってますしね。いやいや、それが残らないとどうなるのよという問いかけはされてません。

 自分のように2045年の技術的特異点に向けてほぼすべての仕事が無くなっていくという考えが正しいのか、ある程度人間の仕事が残るのか、どんどん新たな仕事が生まれていくのか、これは新井さんはじめ専門家が喧々諤々の議論を重ねています。結果が出て初めて正解がわかるとしか言えません。

 このブログで普段から書いてることというのは、「ほぼすべての仕事がなくなる」という一つの可能性のある未来に向けた社会福祉のありかたに関する提案です。これが正しいか間違ってるかではなくて、その可能性があるのだから考えておこうよという話です。

 そんなの間違ってるという意見は世間にもいくらだってあるわけだけど、「間違ってなかったらどうすんだ」ということです。新井さんも言ってるけど、その進展が思いの外早くて対応が追いつかないと、悲惨なことになります。だからこそこの話は、何度でも繰り返す意味があると思う。ここ1年ほどで急激にこの話題が俎上に上ることが増えてきましたが、まだまだ足りない。
 社会福祉についても論じることの多いこのブログでこの問題を取り上げることは、両者が密接に結びつく重要問題であることを、従来の社会福祉の考え方でしか考えられない人に対し意識させることが出来ると思っていますし、それを願って書いてます。そういう人はまだまだ圧倒的多数でしょうし、だからこそ雇用労働問題にもしがみつくと思ってますから。

 ここまで、社会的・一般的な話。続きは追記で。

こちらもポチっとお願いします。

にほんブログ村 その他日記ブログ ニート日記へ
にほんブログ村

コンピュータが仕事を奪う
新井 紀子
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 50,121
ロボットは東大に入れるか (よりみちパン! セ) (よりみちパン!セ)
新井紀子
イースト・プレス
売り上げランキング: 23,890


追記はこちら(ReadMore)↓
 ここから個人的な話。

 さきほどの社会論や一般論はともかくとして、自分個人は働くと死にたくなるという性質を抱え、こんな自分でも死なずに生きていくにはどうすればいいかという話もこのブログでは書いてます。
 社会的、一般的な話と、個人的な話はある時は密接に絡み合い、ある時は距離が置かれます。

 個人の生き残りにおいて使えるものは使う、道具であれ思想であれというのは、「個人」としては当たり前の話です。別に珍しい話でもなんでもない。
 自分は今後一方的に仕事は減っていくと思うし、すでに現状においてもどんどん減っていってると思ってる。この現状において自分のような働くと死にたくなる人間を無理矢理に働かせることを考えるよりも、最低限の生活で細々と生きさせてもらうほうが、自分のためにも社会のためにもベストだと考えています。

 自らの生存可能性を補強するものをブログに紹介していくのは、自分の生存戦略の一つです。その一つが技術的失業論です。それをずるいとか卑怯だとか言われても、どうしようもない。
 このことは、ここに記しておきたいと思います。
   このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

Re: タイトルなし

Moscow76 さん

> くだらん。以降はレスしない。

ご自由にどうそ。

>そう思いますよ。だからこそ資産再分配が必要だという価値観を広げていかないと、未来社会というのは職や資産があるごく一部の勝ち組と、大多数の負け組という悲惨なことになりかねないと思います。



なんか、ブログ主って自分が議論で負けそうな部分はレスせずに、
自分の考えを補強しそうなところだけレスしてるんだなぁ。

まぁここはあんたのブログだからそれで成り立つけど、
現実では「そうでもないんじゃない?」って一言で流されるだけだよ。
自分の主張だけしてるんだから。
くだらん。以降はレスしない。

Re: タイトルなし

通りすがりのNHK さん

> 煽りじゃないですが、反論の内容って
> どんなのがあるのですか?
> あまり知らないので教えてください。

ざっと「タックスヘイブン 批判」とかでググっただけでこれだけ出てきましたよ。

タックス・ヘイブン―逃げていく税金
ttp://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn1303/sin_k700.html
タックスヘイブンの闇
ttp://www.nikkei.com/article/DGXDZO40422430U2A410C1MZA001/
世界の富の4分の1を盗むタックスヘイブン - 格差・貧困・財政危機を拡大する心臓部
ttp://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11244191086.html
タックス・ヘイブンは世界全体の課題
ttp://www.fng-net.co.jp/top_itv/elem/20140217
途上国の人々を苦しめるタックスヘイブン
ttp://blog.goo.ne.jp/liveinpeace_925/e/8a6fa16c9dcb2d425b2e1c45cb999f85
税金逃れは「不道徳」/多国籍企業を非難/英議会が参考人質疑
ttp://blogos.com/article/50209/
独仏伊、タックスヘイブン規制強化を欧州委員会に要請
ttp://jp.wsj.com/articles/SB11920364258490754648804580312793437385592

> 僕は、単純に働いても働いて無い人に
> お金を分けないといけないとすると
> 僕も働かなくてお金を貰う方に回りたいです。

これも典型的な社会福祉、とくにベーシックインカムに対する批判ですね。
働かなくても生きていけるけど、最低限ですよ?
それで満足する人はそう多くないと思いますけど。

> そうなると、みんなが貰う方になったら
> 誰がお金を払うのですか?

最低限じゃ満足できない、他の人を養う税金を払っても、相対的に豊かな生活を送りたいという人が払うのですよ。

URLの数が超過とか言われてしまったので、頭のhは抜きました。お手数ですがコピペして見てください。

>極めて典型的なタックスヘイブン擁護論であって、それに対する反論などいくらでもあるし

煽りじゃないですが、反論の内容って
どんなのがあるのですか?
あまり知らないので教えてください。

僕は、単純に働いても働いて無い人に
お金を分けないといけないとすると
僕も働かなくてお金を貰う方に回りたいです。

そうなると、みんなが貰う方になったら
誰がお金を払うのですか?
なんか、ババ抜きみたいにならないですか?笑

Re: タイトルなし

通りすがりのNHK さん

> 利益の再配分が大きくなれば資本家は
> 日本を出て行くんじゃないですかね?
> 高額納税者がいないと社会福祉の財源が
> 足りないので、いずれにしろ破綻するんじゃ
> ないですかね?

極めて典型的なタックスヘイブン擁護論であって、それに対する反論などいくらでもあるし、先進国を始めとして規制にも取り組み始めています。
今度始まる出国税もその一つですね。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/miraigaku/20150209/434764/

政治はどうしても経済の動きに遅れを取りますが、すべき対策はなされるようになっています。

>だからこそ最低賃金法のような規制が大事なんだと
 思います。
 それ以下の仕事しか無い(そういう仕事しか資本家 が用意できない)なら、社会福祉で生きることを当 然とすべきでしょう。

利益の再配分が大きくなれば資本家は
日本を出て行くんじゃないですかね?
高額納税者がいないと社会福祉の財源が
足りないので、いずれにしろ破綻するんじゃ
ないですかね?

そんな事できてる国があるんですか?
そんな国があるのなら教えてください。

Re: タイトルなし

Moscow76 さん

> 技術論より、人間性が変わらないと、
> どちらにしろ幸せな超科学技術社会みたいなのは訪れないと思うな。

そう思いますよ。だからこそ資産再分配が必要だという価値観を広げていかないと、未来社会というのは職や資産があるごく一部の勝ち組と、大多数の負け組という悲惨なことになりかねないと思います。

> どうなるか正確には思いつかないが、
> 超AIが出てきたとしてもおそらく、
> 「凄い機械を製造する機械をメンテする機械をメンテする簡単なお仕事です
>   時給200円!^^」
> みたいな話が出てくると思う。

それじゃ最低賃金以下なので暮らしていけないです。
だからこそ最低賃金法のような規制が大事なんだと思います。
それ以下の仕事しか無い(そういう仕事しか資本家が用意できない)なら、社会福祉で生きることを当然とすべきでしょう。

Re: タイトルなし

しんさん

> いずれロボットが日本人の雇用の多くを奪い、
> 日本人に残された仕事は、幹部や工場長などの管理者系、
> スポーツ芸能芸術などの特殊才能系、
> あとはそれぞれの分野の第一人者しか残らないのでは?
> と危惧しています。

同感です。

まぁブログ主は機械が仕事を奪うことを危惧するというより、「早く優れた機械が全ての仕事を代替して欲しい」と思ってるんだろうけど。。


どうだろうなぁ。
思考実験の前提として、
たとえば自動車事故って今の技術で完全にゼロにできるんだよ。地球上で自動車事故で死ぬ人が年間に5人とか、そのレベルにできるわけでしょ、やろうと思えば。道路は完全に柵で囲って、最高時速を制限して、近くに他の車がいる時点で時速が30km/hに減速するように全自動化すればいいだけだもん。
でもやらない。
他人の命なんかより、BMWに乗って時速150km/h出したい自己中が大半だから。


技術論より、人間性が変わらないと、
どちらにしろ幸せな超科学技術社会みたいなのは訪れないと思うな。

どうなるか正確には思いつかないが、
超AIが出てきたとしてもおそらく、
「凄い機械を製造する機械をメンテする機械をメンテする簡単なお仕事です
  時給200円!^^」
みたいな話が出てくると思う。

いずれロボットが日本人の雇用の多くを奪い、
日本人に残された仕事は、幹部や工場長などの管理者系、
スポーツ芸能芸術などの特殊才能系、
あとはそれぞれの分野の第一人者しか残らないのでは?
と危惧しています。

散髪の仕事はロボットには出来ない!と言う人もいますが、
雇用の大半がロボットに奪われる時代が来たとして、
そういう時代で、誰がお金を出して床屋に行く?
生きていくのに関係ない分野にお金を出す人は
ほとんどいなくて、家族間散髪で済ますんじゃないかな。
(一部のカリスマ美容師は生き残るどころか、
セレブ専門として今より高給取りになるかも)

コメントの投稿

非公開コメント

投げ銭・カンパはこちらへ

15円からお好きな金額を投げ銭出来ます。→ Kampa!

貧BPのほしいものリスト(amazon)

プロフィール

hin-bp

Author:hin-bp
アラフォーのバックパッカー。働くのが大嫌いという真性怠け者。嫌々働きながらなんとか1000万円貯めてアーリーリタイアをもくろんだものの、貯まる前に震災&原発が来てぷちっとネジが切れ、勢いで仕事辞める。今後はまったく五里霧中。

コメント・トラックバックについて

コメント・トラックバックは承認制です。 記事に対する意見・質問・批判など、ぜひお寄せください。 ただし誹謗中傷・公序良俗に反するもの・主題と明らかに無関係なものなどは、承認しないことがあります。 投稿する際は、個別の見分けがつくハンドルネームをかならず記入して下さい。ハンドルネームのないもの、他と区別できないもの(名無しさん、など)は原則として承認しません。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 世捨て人へ にほんブログ村 海外生活ブログ 海外移住へ にほんブログ村 その他日記ブログ ニート日記へ
にほんブログ村
「貧BPの人生オワタ\(^o^)/旅」はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

メールフォーム

ご意見やご連絡など、このフォームを使ってこちらまでお送りください。返信が必要なものはこちらから折り返しご連絡いたします。

名前:
メール:
件名:
本文:

訪問者数

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。