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日本では「低収入で実家を出られない若者」を家から出すこと自体が、家族のリスクを増してしまう



 上の記事を読んで下の記事を知ったのですが、まずは、下の記事から肝心なところを引用しますね。

父「おまえ、これからどうするつもりなんだ」

僕「どうするって…?」

父「いつまで家でぬくぬくするつもりなんだ」

僕「いや…ぬくぬくはしてないけど…」

母「誰があなたのご飯作って洗い物して洗濯物してると思ってるの?あなた今年でもう25なのよ!私はいつまでこんな生活しなきゃいけないの?」

 簡単ですよ。日本社会は、親族の扶養を親族の無限責任にする国だから、こんな生活をしなきゃいけないんです。

 よく欧米では成人した子どもは有無を言わず叩き出し、自立を促すなどと言われています。


 でもね、これ、実際は福祉など社会が面倒を見るだけの話なんですよ。


 日本のように生活保護で親族に対し扶養義務を課す制度は、珍しいです。


 ダメ人間を叩き出せば努力するようになるだろうというのは、間違ってますよ。そんな簡単に行くわけがない。

 他の先進国はそれを親族の責任とせず、社会全体で対処しようとします。最終的にダメ人間を自立させるように仕向ける責任は、社会にあるというわけですね。
 ところが日本の場合、どこまでも責任を親族に求める。自立をうながし放り出しても、それが上手く行かない場合、お金があれば扶養義務を拒否するのは難しい。結果として責任を負わされてしまう。であれば自立を無理強いするのもやめようとなる家も、中にはあるでしょう。
 言ってしまえば、我が家もそうだと言えなくもないです。お金はないですけどね。

 親族という特定できるところに責任を負わせず、社会という抽象的なところに責任を押し付ける。その結果「仕方ないなぁ」であっても、社会全体で問題に対処しようとする。

 これって「賢い」と思いますよ。いざとなれば社会が責任を取ってくれると思えば、家から追い出すのもやりやすいでしょうし。あほみたいに自己責任を要求しない、妥協するラインを作る。日本が他の先進国から学ぶべきは、こういうところだと思います。



 ダメな親族の扶養を強要された後に、何が待つか? 虐待もあるかもしれないし、最悪は一家心中でしょう。税金を使うという形で他人に迷惑や負担をかけることなく、自分らでかたをつけ、社会から消えてもらいたい……。
 こうした問題をどこまでも当人の、家族親族の問題にしようとする社会というのは、そういう結末を内心では望んでいるのではないかとすら、思うのです。

 一番最初の記事に戻ると、ともかく家を追い出されるニートがいるという現実がある。そんな彼および家族に、なんらかのアドバイスをしようとしている。であれば、もし自分が何かしら言えるとしたら、なにを言えるだろうかと考えてみました。

「ご家族の方へ」


 自立を促すために家を追い出すのは、とりあえずはありかもしれません。ですが日本社会は、彼が親族であるかぎり、結果として自立できなかったならば、その扶養を執拗に要求してきます。それを跳ね返す覚悟、いわば、勘当する覚悟はありますか?
 もし世間体を気にして仕方なく引き取り、座敷牢に閉じ込めるようなことをするなら、それは「虐待」です。最悪、こんな子どもを作った責任を取るとか言って、心中してしまう家族も実際にいます。
 そんな事態は、避けたほうが良いと思うのです。
 結果としてあなたのご子息は今のようになってしまった。過去をどうこういってもはじまりません。
 今後自立できるか、それもわかりません。
 今は、ご子息が結果として自立できなかった場合どうするか、それ考えた上で、追い出されることを検討なされればと思います。

「ご本人へ」


 家を追い出され自立を強要されることになったあなたの心中、お察しします。
 一つ言えるのは、無理して命を落とすくらいなら、親族でも社会福祉でも、なんでも頼れということです。死なない以上に大事なことなんか、ありません。
 でも、親族は頼れないかもしれませんね。であれば、生活保護をもらうことを「前向きに」検討するのがいいと思います。20代30代でもらってる人なんか、いくらでもいますよ。
 ともかく、死なないことです。そこには、親族や社会に「殺されないこと」も含まれます。
 自立できないから、金がないから死ぬなんて、バカらしい。そんなことは間違っても、考えないでくださいね。

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コメント

Re: タイトルなし

hiro さん

くれぐれも、ご無理はなさらずに。
いろいろ丸く収まるといいですね。

貧BPさん
経験則から来る言葉、非常に刺さります。
今少しですが運が向いて来たので、もう少しだけ足掻いて、それから考えてみたいと思います。海外に行くと言っても少し勉強不足な部分もあるので。

色々ありがとうございました。
足掻いた結果、どうなったかをまたここに書きに来ます。

Re: タイトルなし

hiro さん

> 最後の贅沢?に生活費投げ打って漠然と出てみようかとも考えています。

海外に出てみること自体はいいと思いますけど、海外にいると、実際に「お金を使いきったら死ぬつもりで来た」という人に会うことがあります。実際私も会いました。

でも、そう簡単には死ねないんですよね。結局は日本に帰ってきてしまう人がほとんどです。

最後の贅沢と思い、満喫してみると、それはそれでお考えも変わるかもしれませんし。

貧BPさん
確かに、執着が無いと言え、海外に行きたいという未練はタラタラです。笑

最後の贅沢?に生活費投げ打って漠然と出てみようかとも考えています。

Re: タイトルなし

hiro さん

> しかし、この団体がメインで活躍している地域では無いですが…。

その場合は、近くの団体を紹介してくれますよ。

> とにかくあと一年、足掻いてみます。
> 何も変えられなかった時は分かりません…と言うより、27にしてもう生に執着が無いのです。笑

執着がない方に無理して生きろと言える立場ではありませんけど、でも、本当に執着がないのかどうかはよく考えたほうがいいかなーとは思いますね。
執着がないのではなく、お金がないだけなんじゃないか、とか。

貧BPさん
おぉ、これは!
こんな団体があるのすら知らなかったので、情報ありがとうございます。
しかし、この団体がメインで活躍している地域では無いですが…。

とにかくあと一年、足掻いてみます。
何も変えられなかった時は分かりません…と言うより、27にしてもう生に執着が無いのです。笑

Re: タイトルなし

hiro さん

> 実家を出て1カ月、早くも行き詰まっています…。

一刻も早く、支援団体に連絡し、いろいろ聞いてみたほうが良いと思います。

http://antipoverty-network.org/counselor/c_05

このあたりを参考にしてください。

水際作戦だなんだと言っても、困っており、福祉が必要なら、この国ではなんとかなりますよ。
諦めずに、かつ何よりも大事なことは、無理せずに、ご自身の生存を確保なさってくださいね。

あまりにタイムリーな記事。

しかもこの先何もできなければ死ぬ気で家を出たと言うのも同じ(ニートでは無く自分からですが。)

産まれながらの障害(弱視)で仕事に困り、貧困ビジネス作業所通い、相容れない親との実家生活。
このままでは何も変えられないと思い、出ましたが、バイトすらも受からず…金が尽きたら死ぬと言う考えの下何が出来るかを模索中です。

当然受けられる福祉制度はほぼ皆無なため、困っています。
貧BPさんの「どうする、俺!」状態です。笑
世間では障害者雇用なら良い所入れる。などという妄想が蔓延っていますが、(実際はハロワ主催の面接会でも雇用形態関わらず採用率1%程度)現実は日本独特の自己責任論に淘汰されかけています…。

実家を出て1カ月、早くも行き詰まっています…。

No title

父「おまえ、これからどうするつもりなんだ」
僕「どうするって…?」
父「いつまで家でぬくぬくするつもりなんだ」
僕「いや…ぬくぬくはしてないけど…」
母「誰があなたのご飯作って洗い物して洗濯物してると思ってるの?あなた今年でもう25なのよ!私はいつまでこんな生活しなきゃいけないの?」

この会話、まるで自分の家なことじゃないかと錯覚するほどリアルでした。
私の息子も25歳で歳まで同じで、大卒後仕事は家から車で通っていましたが一年で辞めて今はやはり実家から公務員を目指す予備校に通っています。

ずっと実家暮らしだったので、お金はそれなりに貯まっていると思うのですが、とにかく25にもなって食事からおやつに至るまで、家にあるものはトコトン利用するという態度があからさまなのでウンザリしています。

これでも新しい就職先が見つかれば出て行く可能性がありますが、家から通える距離だとまた家に居続けるかもしれないと思うと暗い気持ちになります。

なお見かけは長身スポーツ万能で人並み以上ですが彼女はいません。笑

親の扶養義務は20歳まで、あとは社会がそれなりに面倒を見るという体制に変えていかないと、事によっては親の肩の荷が降りることは永久にないかも知れないと暗い気持ちになることもあります。

なお自分は、成人した息子は新しい家族になるひとを見つけるまで家を出るのが当然だと考えています。

その修業を実家ぐらしのまま行うというのは甘えているとしかお思えません。

Re: タイトルなし

Cosi さん

> 他の国がどうなのか気になったのでちょっと見てみたんですが、お国柄が出てて興味深いです。欧米の中でもいろいろあるんですね。http://www.all-nationz.com/archives/1009766577.html

「追い出されるのは親から愛されてない子だけ 」
「インドなら親と死ぬまで同居だ
年老いていくんだから面倒みないといかん」

なるほどなるほど。

他の国がどうなのか気になったのでちょっと見てみたんですが、お国柄が出てて興味深いです。欧米の中でもいろいろあるんですね。http://www.all-nationz.com/archives/1009766577.html

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アラフォーのバックパッカー。働くのが大嫌いという真性怠け者。嫌々働きながらなんとか1000万円貯めてアーリーリタイアをもくろんだものの、貯まる前に震災&原発が来てぷちっとネジが切れ、勢いで仕事辞める。今後はまったく五里霧中。

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